以前ワンルームマンション投資は行ってはいけない旨(リンク)を書きましたが、今回から何回かに分けて不動産投資失敗の過程について書こうと思います。
始めたきっかけ
社会人を始めてから数年(時期としてはコロナ禍前)、投資信託である程度資産ができてきた頃に資産運用の無料セミナーを申し込みました。
セミナーの内容としては
- インフレにより物価が上がり続けている
- 不動産は株式・債券とは異なり現物資産であり、持つ選択肢もある
- 日本全体では人口減少は進んでいるが都市部は流入は続いており人口増加傾向である
と「不動産買ってもいいじゃん」と思ってしまうような内容だったと思います。
(ただ、今思えばセミナーを申し込んだ時点で間違いでした。)
イメージとしては以下のような資料がありました。
INVEST ONLINE|現金・株式・不動産…「資産三分割法」のキホン
|https://invest-online.jp/column/asset-split-method-19510/
その後、現金、投資信託、株式などをどのくらい保有しているかという資産状況に関するアンケートがありました。私のアンケート結果を見るや否や担当者がこのまま現金を持っておくのはもったいないです、と助言という名の営業がありました。
具体的な内容には
- 東京23区内の物件(①)と首都圏外の物件(②)を購入
- ①は3000万円弱で頭金0でローン、②は2000万円弱で頭金1,2割のローン
- ①と②で月々1~2万円程度のプラスになる
- 数十年後にはローンは完済し、家賃収入とマンションが手に入る
(が、それまでに相応の手出しがあるのは以前触れた通りです→リンク)
といったものでした。
当時は不動産を持つことに対しての謎の憧れもあり、2件契約しました。
銀行面談なども行いましたが驚くほどスムーズに進みました。
さらにこの後、
- ①②とはエリアが異なる③の物件も購入
(こちらは私がエリア分けたほうがよいか、、と思ったのもあります) - ローンは2000万円弱で頭金0
- ③の収支はマイナス5000円程度
(当時は①+②+③でプラスになるからよいかと考えておりました)
ちなみに全て空室になった時も家賃が支払われるサブリース契約で行なっておりました。
これが手放す時の解約で大きな足かせになるとも知らず・・
(結局解約手数料で中古車1台買えるくらい支払いました)
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